2006-05-19

ブランチとマージ [was: Chimpanzee and human ancestors may have interbred]

news@nature.comの記事:
Chimpanzee and human ancestors may have interbredより:
Genetic analysis suggests a messy split between the two lineages.
The evolutionary split between humans and our nearest evolutionary cousins, chimpanzees, may have occurred more recently than we thought, according to a new comparison of the respective genetic sequences. What's more, it might have been a messy divorce rather than a clean break — leading to the controversial theory that our two sets of ancestors may have interbred many thousands of years after first parting company.

訳すとこんな感じ?
遺伝子解析結果は、2つの種の分岐があいまいであることを示している。
ヒトとチンパンジーのようなヒトにごく近い種の進化上の分岐は、われわれが考えているよりも、もっと最近に起こったことかもしれない。それぞれの遺伝子の配列を比較した最新の結果がそう物語っている。その上、はっきりとした分岐ではなく、ごちゃごちゃとした分離であったかもしれない — われわれの2種の祖先は最初に進化上の分岐の後、数千年にわたって交配していたかも知れない、という議論を呼ぶ仮説が提唱されている。


昔、習った、アウストラロピテクスも、北京原人も、ジャワ原人も、ネアンデルタール人も、クロマニオン人も、現行人類のご先祖様じゃない。進化のどこかで分岐した近似種らしい。(と、Wikipediaで読んだ)

まぁ生物学上のお話は良く分からないのでプログラムで考えてみる。
違うバージョンをbranchした直後はbranch間でpatchのmergeが出来るけど、そのうちconflictが頻繁に起きるようになって個別にpatchを作らなきゃいけなくなる。これが種の分岐。ヒトbranchとチンパンジーbranchは、通常よりも長い間、patchのmergeが出来たんだね。と理解すればいいんだろう。きっと。
ネアンデルタール人とかクロマニオン人とも交配できたらしいから、ネアンデルタール人branchとかはpatchが保守されなくなって、破棄されたbranchということか。

種のリリースツリーは、メンテするbranchが多くて大変なんだろうな。
# trunkには何が入ってるんだろう?

2006-05-18

装填完了

数年来、12:00, 24:00の1日2食体制でやってきましたが、
ここ数週間(除GW)というもの、だいたいばんめし喰うのが02:00くらい。

調子悪いのはきっとその所為だ。

2006-05-11

結構みんな思いつきで旅行しているのだ

タイトルのリンク先はGoogle Trends

名護市、那覇市、沖縄市からのアクセスが異常に多い。
きっと上官某のように何も計画せずに出かけて、現地でぐぐってスポットを探してる人が多いに違いない。

2006-05-08

Google Bookmarks

もういい加減Google依存のインターネットライフ(死語だよなぁ)になってしまいましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。次なるターゲットはブックマークです。Webブックマークは昔からありますが、単体だと全く役に立たないことも歴史が証明してますね。
そんなわけで敬遠してたけど、ツールバーとかのブラウザ統合型がいろいろ出来ているので比較:
IEだったらGoogle Toolbarで決まり。というか選択肢なし。FirefoxだとGoogle Toolbarがまだ対応していないので、別途プラグインを入れないといけないけど、これが一長一短。Menuのほうはfavicon表示できるけど、中クリックの「別のタブで開く」が出来ない。Buttonの方は逆でfavicon表示はできないけど、中クリックは効く。タブ開きが出来ないのが使い方に合わないのと、日本語でブックマーク登録するときに若干化ける兆候があるので、Buttonの方を選択。

まぁ、過渡期なんで仕方がないか。

2006-09-06追記
その後、IE用ツールバーは日本語版まで正式リリースされ、Buttonでも(実験機能扱いだけど)faviconが表示できるようになった

2006-05-06

タコスが喰いたい

要求ばかり声高に主張しても仕方ないのでレシピを調べてみた。勿論やるからにはフルスクラッチあるのみ。やはりお国柄料理らしく地域色があって作り方もいろいろ。一番飢えを癒せそうなレシピを組み合わせると、こんな感じか?

  • トルティーヤ
    1. マサ(玉蜀黍の粉)にラードを混ぜ捏ねる。水は混ぜないのがご当地流らしい。塩、砂糖は適当。
    2. 生地状になったら4cm程度の球にしてラップかけて置いとく。醗酵は不要だが、伸ばして焼くのは喰う直前。
    3. キッチンシートの上で球を12cmくらいに伸ばす。裏返してフライパンで焼く。脂は敷かない。
    4. キッチンシートを剥がして裏を焼く。こう書いてあるってことは、混ぜ込んだラードが相当手につくと見た。
  • サルサ・ロハ
    1. トマトを湯剥きしてザク切り。
    2. 玉葱、青唐辛子を加え、すり潰す。
    3. コリアンダーの葉をちぎって加える。
  • ワカモーレ
    1. 桃を切るときの要領で、アボガドの種に沿って縦方向に包丁を一周入れ、左右に回して二つに割る。ここで果肉が柔らかくないときはディップに向かないそうな。
    2. スプーンで種を取り果肉を掬い出し、潰す。変色しないうちにレモン果汁を混ぜ合わせる。
    3. スプーンですり潰す程度ではペースト状にならない(果肉が堅い)場合、ミキサーにかける。
    4. 細切れにしたトマトや玉葱を混ぜ合わせても可。でもその場合はミキサー必須か?
  • 仕上げ
    1. レタスを細切り。
    2. 牛肉、玉葱を焼いて細切り。チーズが溶ける程度に暖めておく。
    3. トルティーヤにワカモーレを塗りレタス、肉、玉葱を盛って、チーズを添える。サルサ・ロハをかけて喰らう。

マサとアボガドの入手が命と見た。
明日は雨か。晴れたら食材購入に行こう。

Gmail Mobileも化ける

Gmail Mobileの続報。

まず、前回若干うそ書いてます。(訂正済み)
今日試してみたら、ログインまでは出来たのだけど、やっぱりメールのタイトルとか本文とかの日本語箇所がUTF-8→Shift_JIS系列の文字化けを起こす。
たぶん、HTTP ResponseのContent-Typeにcharsetがついてないんだろうなぁ。

これも塩漬けだ。

2006-09-06追記
たぶん、DOCTYPE指定にWAP向けのシュリンク版DTDを使ってるのに、XML Namespaceが通常のXHTMLなので混乱してるんだろう。PCサイトビューワだとその辺を巧く捌いているようでいい感じ。

塩漬けステータス報告 [was: Google Calendar連携メモ]

Google Calendar連携メモ [was: johnnygizmo - getCals]の続き。

実際に使ってみた。
で、結局現時点では使えないという結論が出たのだけど、その理由:
  • Google CalendarのiCal出力では、日本語の部分がまったく出力されない。カレンダー連携は全面的に無理っぽいねぇ。
    (念のため試した結果、Atom出力には含まれる。)
  • getCalsでは、HTTP Proxyに対応してない。

塩漬けにしてWatch。新しくリリースされたら確認する。

2006-05-02

例外あるのみ [was: 本当はすごい「Windowsの互換性維持」:ITpro]

本当はすごい「Windowsの互換性維持」:ITpro (たぶん登録しないと読めない)より:
私たちが当たり前のことだと思っている「Windowsにおけるバージョン間でのソフトウエア互換性」は,実はこういった場当たり的な対策の猛烈な積み重ねによって維持されている。

システム設計時に良くある「汎用性を高くしてください」という要望にYesと答えると、簡単な数式で表現できる仕様になっちゃうのね。きっとこれを標準と言う。
プログラムは現実にある業務だのサービスだの現象だのを、なんとかコンピュータに計算させるものだけど、悲しいかな現実は数式じゃないので、プログラムの大部分が例外(Exceptionじゃないよ)を何とか標準に押し込めようとしてるコードになるんじゃなかろうか。
定石とか格好よく言うとデザインパターンとかある程度知ってれば、きれいな式を立てるのは、それほど難しくない(たぶんね)。プログラムのスパゲティ化は、きれいじゃない式があることよりも、例外を捌くのが下手っぴだということなるのかねぇ。

ところで何%くらいが例外を捌くコードになるんだろう?