2006-12-09

開発環境再構築

自宅PCのWindows上開発環境を放置して久しいのでメンテナンスした。
今回のターゲットはTracのプラグイン開発。
TortoiseSVN
Subversion-1.4.0ベースの最新版とその日本語LanguagePackを入れる。
起動後に設定を変更して表示言語を日本語に、フォントを"MS UI Gothic"にする。
Python
2.5は周辺ライブラリが全然整備されてないので、Python-2.4.3を使うことにする。例によって環境変数"PYTHON_HOME"を設定しておく。別に設定しなくても困らんけど、BATファイルなんかで絶対パスをべた書きしたくはない。
ライブラリ多し。たいていの場合イヤになってくるが、distutilsでインストーラを簡単に作れるのが救い。てゆーかdistutilでインストーラを作れなかったらPythonで何かを書こうとは思わないだろう。パッケージ管理はOSレベルで統一されてるのが何のかんの言って一番楽なのだ。
setuptools
そんなわけでeggそのものはどうでもいいが、プラグイン開発には必要なので入れる。
配布サイトではez_setup.pyをダウンロードして実行すれば勝手に入ると言っているが、勝手に入れられちゃ困るのだ。Cheese Shopから0.6c3のソースを落としてきて、 `setup.py bdist_wininst` してインストーラを作成。
なんか明らかにいらなさそうなファイルが含まれてる。これ普通に"setup.py build"とかしたときのファイルだよな。。。"MANIFEST.in"をまともに書くとか、"setup.py"をまともに書くとかすれば一瞬で解決するだろうけど、次の楽しみにとっておくことにする。
docutils
別になくても困らない。入れるのはタダの趣味。docutils-0.4とPython-2.4の組み合わせだと、UTF-8の多バイト文字でもテーブルがまともに作れるからWikiFormattingでの表作成専用。
配布元から0.4のtar-ballを拾ってきて、"setup.py bdist_wininst"する。ビルドするときに古い版のdocutilsが入ってると、依存ライブラリの認識を間違える。必ず更の状態にしておく。
いやらしいことにWindowsだとpackage-dataのインストール位置が変なので、そのままじゃ動かない。インストール後にhtml4css1.cssとかを、"%PYTHON_HOME%\Libs\site-packages\docutils"にコピーして対処。"setup.py"か"install.py"を直せばいいだけなんだけど、次の楽しみにとっておくことにする。
うーん。Pythonの開発者はまともに"setup.py"をメンテナンスしないのが王道なんだろうか? ディストリビュータの仕事ってこと?
ClearSilver
Python-2.4向けのWindowsインストーラが配布元にある。ちょっとバージョンは古いけど、どうせtrac-0.11じゃGenshiに変わっちゃうんだし気にしない。
PySQLite
これもWindowインストーラで提供されてるので、そのまま使っちゃう。
Trac
あちこちでは`setup.py install`しろと書かれているが、頻繁に入れ替えて使うので`setup.py bdist_wininst`で英語版と日本語版両方のインストーラを作る。いちいちファイル探して削除なんかやってられん。
setuptoolsとかdocutilsの変なインストーラに比べればはるかにまともに動くが、Windowsの場合は"wiki-default/checkwiki.py"を消してから。やっぱり微妙にダサい。
データベースとか
TortoiseでSubversionリポジトリを作って、`trac-admin`でTracEnvironmentを作る。Digest認証ファイル作って、TracPermissionsをばしばし付与。ついでに、`trac-admin`と`tracd`にはカンタンダブルクリックアクセス用のBATファイル作成。
データベースの中身を楽に見られるように`sqlite3.exe`を置いとく。
言葉で書くと結構大変そう。でも実質30minくらい。
まぁこんなもんか。

0 件のコメント: