2008-05-20

表計算はワープロじゃない

天下の技術評論社もこんな本を出してしまうとはおいたわしい。
これで充分・信頼度アップ Excelをワープロ代わりに使う業務文書作成入門
リンクは張ったけど読む必要ないからね。

元副官某も言う通りExcelは表計算ソフトである。ワープロじゃない。セルの中は256文字しか書けないし、ワープロに求められる文書の構造化機能が決定的に欠けている。
たいがい、こういう人が作るドキュメントはワープロでも罫線ばっかりで気持ち悪い。すべてが表組みになっていて昔のHTMLのTABLEフォーマットを見てるような気分になる。きっとお役所仕事の流れが民間にも行き渡っているんだろうなぁ。それって文書じゃなくて単なるフォームだと思うんだけど。

方眼紙みたいなExcelのドキュメントみてアタマ痛くならない?

2008-05-13

手ぶらで水中ビデオカメラ

Gizmodo Japanの記事「ラジコンに超小型の無線カメラをとりつけて」より:

RC-12」は、ワイヤレスCMOSカメラです。27万画素で、サイズは15x18x35mm、充電電池内蔵。電池の持ちは約45分とやや短めですが、その代わりフル充電時間は30分とスピーディです。
水深50mまでの付属防水ケースがありますので、ラジコンの船や潜水艦にも取りつけることができます。

リンク元とか見てもどこにも50m防水とは書いてないし、逆に電波の到達距離目安は30mとか書いてあるけど、これダイビングするときに使えたら面白そう。45minてちょうどタンク一本分くらいだし、小さいからマスクにつけとけば見たもの全部記録しておけるんじゃないだろうか。
水中だと減衰がかかるだろうから、到達距離はもっと短くなるかな。浅いところしか駄目か?
アップグレードにおおいに期待。

2008-05-06

Trac-0.11から0.10へのダウングレード

たまたまやる機会があったので、まとめておく。
Trac-0.10.4からTrac-0.11rc1までの間にデータベースのバージョンは20から21に変更されている。アップグレードスクリプトを見るとレポートの中身を変えている (acceptedステータスが増えた対応) だけなので、データベース構造は変わっていない。system表のdatabase_versionを21から20に戻して、`trac-admin resync`すればよさげ。
$ cd $TRAC_ENV
$ sqlite3 db/trac.db
sqlite> update system set value='20' where name='database_version';
sqlite> .exit
$ trac-admin . resync
$
レポートは元ソースを見ながら適当に直せば可。0.10.4からアップグレードしたEnvironmetの場合は、以上終わり。
0.11で新規作成したEnvironmentの場合、system表のinitial_database_versionも21から20に落とさなきゃいけないのと、enum表にstatusを入れるのも必要。0.11でTicketWorkflowがプラグイン化されたのを期にステータスの情報がenum表からtrac.iniに移ったので、initenvするときには作られなくなったようだ。
$ sqlite3 db/trac.db
sqlite> update system set value='20' where name='initial_database_version';
sqlite> insert into enum values('status', 'new', '1');
sqlite> insert into enum values('status', 'assigned', '2');
sqlite> insert into enum values('status', 'reopened', '3');
sqlite> insert into enum values('status', 'closed', '4');
sqlite> .exit
$
ものすごくレアなケースの移行だと思うので、たぶん情報価値はないんだろうな。

2008-05-01

Trac-0.11rc1 released

表題の通り。
今までと違って開発ラインもbrunches/0.11-stableにブランチされたのは、バグ改修以外しないという決意表明なんだろうなぁ。