Trac-0.11(まだ開発中)を本格的に触り始めたので、新機能のレポートを書く気になった。
何はともあれインストールしないと話にならないので、環境の選択から。 ころころリビジョンを変えることを考えると、やはりパッケージングして簡単にインストール/アンインストールできるようにしたい。
ざっくり4択:
- Windows
- Mac OS X
- Linux (RPM系)
- Linux (deb系)
setup.py
で作れるパッケージはWindows Installer, RPM, Python Eggだが、このうちOSの標準という意味ではWindowsかLinux (RPM系)。という考えで、お金がかからなくて(VMで展開したい)、長期に使えて、という理由でCent OSを使っていたけど、今回はあえてUbuntuのしかも7.10で。
なぜって、Trac-0.11に必要な周辺パッケージが全部必要なバージョンで準備されているから。
Cent OSだとdocutilsとかsetuptoolsとか普及していて、みんな普通に使うだろうというやつまで、DAGとかに頼るか自分でビルドしないといけないので、同じ環境を展開して維持するのが面倒そうだと思ってしまったのが大きいか。
debian系を触ったのはものすごく久し振りで、その上(たぶん)Ubuntuならではの「全部sudo
」という流儀には違和感を感じるけど、何日か使ってたら慣れた。
じゃお待ちかねのインストールしたパッケージ一覧で:
- apache2-mpm-worker (別にpreforkでもいいけど、使ってみたくなった)
- libapache2-mod-fastcgi
- libapache2-mod-python
- libapache2-svn
- mysql-server-5.0
- postgresql-8.2
- python-clearsilver
- python-docutils
- python-genshi
- python-mysqldb
- python-psycopg2
- python-pygments
- python-pysqlite2
- python-setuptools
- python-subversion
- sqlite3
- subversion
これだけ全部揃ってるのは、Cent OSから比べると壮観。これだったらTrac本体はEggでインストールしてても元が取れる気がしない?
で、Eggのインストールは:
$ svn checkout http://svn.edgewall.org/repos/trac/trunk trac
$ cd trac
$ ./setup.py bdist_egg
$ sudo easy_install dist/Trac-0.11dev_r*.egg
$
という感じ。まぁ細かくは誰かがやってくれることでしょう。とか書いているうちにcontext-refactoring
ブランチがtrunk
にマージされた。そろそろbetaのタグくらいは打たれるかな?
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